Googleアナリティクスでチャネルグループを新たに設定する

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チャネルグループとは

チャネルグループとはGoogleAnalytics(GA)にはトラフィックをまとめたものです。これはサイトへの流入をチャネル(経路)ごとにまとめ手あり、どの経路からやって来るユーザーが自社のサイトの目的達成に貢献しているかを見ることができるようになります。

チャネルグループはビュー単位で設定されており、初期設定のものとして「Default Cannel Group」(デフォルトチャネルグループ)というものがあります。これでも大まかなチャネルは十分に確認ができます。
ただ、自社で行なっているマーケティングキャンペーンにマッチしていない、もしくはもっと詳細なチャネルグループで確認がしたいという場合は、「チャネルグループ」を作って活用することができます。

Socialのトラフィックを細分化したチャネルを作る

このカスタムチャネルグループですが、どのような設定でチャネルグループを作るか実際にやってみれば理解が早まると思います。
試しにFacebookやTwitterのデフォルトでは「Socail」に含まれるものに専用のチャネルを追加してみます。

1・GA管理画面の左下にある「歯車」のマークをクリック
GAの管理画面が開き、左から「アカウント」、「プロパティ」、「ビュー」の順で並んでいる。

2・ビューの列の中の「チャネル設定」を選択し、その中の「チャネルグループ」を選択します。
チャネルグループの設定画面に移行します。

3・「Default Channel Group」の一番右にある「アクション」からコピーを選択します。
コピーされたチャネルグループの設定画面が開きます。コピーされたグループは名前が「Copy of 〜〜」になっています。

4・ルールの定義を行います。
例として下記のFacebook用チャネルを作るTwitter用チャネルを作るがあります。

5・ルールの定義を終えたら「保存」をクリックしてチャネルグループを登録します。

新規にチャネルグループを作る場合は、一から設定すると手間がかかるため、ベースとなるチャネルグループをコピーしてそこに追加していくのが賢明でしょう。

facebook用のチャネルを作る

1・チャネルの定義のところで「新しいチャネルを定義」をクリックします。
するとチャネルの定義の設定が開くのでわかりやすい名前をつけます(今回は「Social(Facebook)」とします。)

2・ルールを定義する部分で「システム定義のチャネル」と「ソーシャル」にします。
これによりGAが定義するソーシャルのトラフィックが全て選択されます。

3・右側の「AND」をクリックし、上記の条件に「参照元」で「含む」「facebook.com」を追加します。
これによりGAの定義するソーシャルのトラフィックかつ参照元に「facebook.com」を含むものに絞り込まれます。

4・好きな表示色を選択します。

5・「完了」をクリックしてグループに新しい定義を追加します。

Twitter用のチャネルを作る

1・チャネルの定義のところで「新しいチャネルを定義」をクリックします。
するとチャネルの定義の設定が開くのでわかりやすい名前をつけます(今回は「Social(Twitter)」とします。)

2・ルールを定義する部分で「システム定義のチャネル」と「ソーシャル」にします。
これによりGAが定義するソーシャルのトラフィックが全て選択されます。

3・右側の「AND」をクリックし、上記の条件に「参照元」で「含む」「t.co」を追加します。

4・右側の「OR」をクリックし、「参照元」で「含む」「twitter」を追加します。
この二つの参照元の追加によりGAの定義するソーシャルのトラフィックかつTwitter経由のトラフィックに絞り込まれます。

4・好きな表示色を選択します。

5・「完了」をクリックしてグループに新しい定義を追加します。

参照元に設定する「t.co」はツイッター内の短縮URLであるため、参照元が「t.co」「twitter」のどちらかの場合がこのチャネルに含まれるようになります。

カスタムチャネルグループとの違い

大変紛らわしいもので「チャネルグループ」にはビュー単位で使える「チャネルグループ」とユーザー単位で使える「カスタムチャネルグループ」があります。どちらも同じように設定し使うので大きな違いはありません。
ビュー単位とユーザー単位と違いはあるものの、「カスタムチャネルグループ」もビュー単位で使用するように変更ができます。

では、どちらかいらないのでは?と思われますが、外部の人には見せたくないチャネル分析を行うのであればユーザー単位で設定できる「カスタムチャネルグループ」を使うことになるでしょう。

これらのチャネルグループの使い方としては別記事「デフォルトチャネルグループでできること」でご紹介しています。

注意点として「Default Channel Group」自体も編集は可能ですが、編集してしまうとそこから永続的にデータの分類が変更されます。また、過去のデータに対しても新しいチャネルで遡ることもできません。

チャネルグループは50設定できるので、デフォルトはそのままにしておいた方が良いでしょう。

About Daigo Hirano 52 Articles
広告代理店や飲食業を経てECへ。熊本を根城にしてウェブ解析やウェブ広告の運用代行、SEOコンサルタントなどウェブ集客に特化した広告代理店をはじめました。 ウェブ広告はGoogle広告、Yahoo広告などのリスティング広告のほか、Facebook広告などSNS広告も行っております。 熊本・福岡・東京を中心に、大手代理店にお願いできない中小企業にスキルと知識を用いて集客支援をしています。

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