スポンサードサーチでターゲットリストを使いこなす

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広告を精度よく運用するにはターゲットの設定を上手にすることが欠かせません。ターゲットというとディスプレイ広告とは切っても切り離せないものですが、スポンサードサーチでもターゲット設定をすることで細かい設定が可能です。今回はスポンサードサーチでターゲットを活用する方法をご説明します。




ターゲットリストとは

ターゲットとは広告の配信対象をさします。ターゲットリストはそのターゲットをリスト化したものです。YDNなどではディスプレイ広告ではユーザーの趣味趣向や地域年齢などを対象に絞り込むことで、無駄な広告配信を減らすことが可能です。スポンサードサーチは検索であるため、YDNのようなユーザーの趣味趣向などに合わせたセグメントができず、サイトへの訪問がある場合に限りターゲットリストを作成することができます。検索の場合はターゲット設定はあまり関係ないような感じもしますが、ターゲット設定をしてから入札価格のコントロールを行うことで訪問履歴のあるユーザーに対して優先的な広告配信を行うこと(サイトリターゲティング)が可能になります。

ターゲットリストを使うにはページにタグを設置する必要があります。このタグはスポンサードサーチ・YDNそれぞれ違うものであるため、それぞれでサイトリターゲティングのターゲットリストを作成するのだあれば両方設置する必要があります。

ターゲットリストの作成する

ターゲット全般の操作を行う「ターゲットリスト管理」はスポンサードサーチのタブにある「ツール」にある機能です。この機能を使うことでターゲットリストの作成・編集・キャンペーンや広告グループへの関連付けを行うことができます。

①「ツール」>「ターゲットリスト管理」を選択します。

②リターゲティングタグが設定してないのであればタグをページに設定します。

リタゲタグ

初期状態にある「デフォルトのリスト」はタグが設置されたページ全てのリストになります。

②プルダウンメニュー「追加ターゲットリスト追加」からターゲットリストの設定方法を選択します。

リスト設定

条件で設定
リストに収集するための条件を設定する方法です。基本的にはこの選択になると思います。

組み合わせで設定
リストを複数作っており、その組み合わせを行うことで新しいリストを作ることが出来るのだあればこの設定を選択すると楽です。

選択したターゲットをコピーして設定
すでに作っているリストに別の条件を追加する場合にこの設定を選択します。

③収集するターゲットの条件を設定します。

「条件で設定」または「選択したターゲットをコピーして設定」の場合

ページの「URL」もしくは「参照URL」を決定し、条件となる文字列を入力するのですが、「URL」の場合は自身のサイト内のURLを入力し、「参照URL」ではサイトに訪れる前のサイトのURLを入力します。参照URL」を指定することで特定の流入を対象にリストを作成することができます。

例えばアクセス解析を行い、コンバージョンしたユーザーが特定のサイトからの訪問している傾向が見つかった場合、ターゲットリストの設定の参照URLを特定サイトにするとリストのパフォーマンスは上がるかもしれません。また、特定のサイトからの訪問履歴があるユーザーの検索結果に対して広告を表示したくない場合にリスト化することによって除外の設定をすることもできます。

複数の条件を設定する場合は「+条件追加」もしくは「+条件群を追加」を選択します。対象を絞り込む場合に「+追加条件」を使い、幅広く対象をカバーする場合に「+条件群を追加」を使います。

and

「+条件追加」はand条件、いわゆる「〜かつ〜」の場合に使います。上の例では/analytics/のページと/contact/のページの両方を訪問したユーザーが対象になります。

or

「+条件群を追加」はor条件、いわゆる「〜または〜」の場合に使います。上の例では/analytics/のページもしくは/contact/のページのどちらか一方でも訪問したユーザーが対象になります。

訪問期間はターゲットリストにユーザーの訪問履歴を追加していく期間のことです。特定の期間だけのユーザーの訪問に限定しない限りは期間を設定する必要はありません。

訪問履歴の蓄積はターゲットリストにユーザーの訪問履歴を追加していくかどうかです。特にリストに追加したくないということがない限り、「蓄積する」にしておきます。

訪問履歴の有効期間は蓄積されたクッキーが何日間保持されるかを設定します。初期設定は180日。例えば再訪問期間が短い方がコンバージョンしやすいということから、訪問したユーザーが翌日再検索した時に上位表示させるために入札単価をあげる、といった短いスパンでのアプローチ強化を行うなど、リターゲティングの戦略に合わせて有効期間を決定しましょう。

ターゲットリストの説明にはリスト名ではわからないような設定がある時に記入しましょう。

「組み合わせ」で設定の場合

作成済みのターゲットリストを組み合わせることで新しいリストを作成することができます。

組み合わせ
組み合わせの条件は「いずれかのターゲットリストに一致(OR)」「それぞれのターゲットリストに一致(AND)」「選択したターゲットリスト以外に一致」から選びます。条件を選び、該当するリストにチェックを入れます。

「+ターゲットリスト群を追加」ではAND条件で追加されます。ここでAND条件を使うのは除外を追加したり、AND条件にOR条件を追加したりと、複数の条件下でリストを組み合わせる時と思って良いでしょう。特にターゲットリストからコンバージョンユーザーを除外したリストを作る時に簡単に作成することができます。

④条件の設定が終わったら「保存」をクリックし設定を保村することでリストが作成されます。

ターゲットリストを関連付ける

ターゲットリストができたらそのリストをキャンペーンもしくは広告グループに関連づけることでリストを活用することができます。

紐付け

①紐付けたいリストにチェックを入れ、プルダウンメニューの「関連付けの設定」から設定したい内容を選択する。紐付けにはキャンペーンもしくは広告グループに行うことができます。また、除外の条件として設定することもできます。例えば、リスト作成時にコンバージョンを除外していない場合は、この関連付けでコンバージョンのユーザーリストを除外することで同じターゲットにアプローチすることができます。

②該当するキャンペーンや広告グループを選択します。

ターゲットの設定

キャンペーンや広告グループを選択します。複数個設定することも可能です。

③「設定」をクリックすると関連づけが完了します。

ターゲット設定を活用する

キャンペーンもしくは広告グループに紐づけることでターゲットに対しての入札単価調整を行うことができます。

キャンペーンや広告グループの「ターゲティング」多分で関連付けてあるターゲットリストを確認することができます。またここで「入札価格調整率」「配信対象ユーザー」「関連付けの設定」を操作することができます。

入札価格調整率
関連付けられたターゲットに対しての入札単価の引き上げ・引き下げを設定することができます。一度訪問したことがあるユーザーが対象になるため、再検索の時に露出を拡大したいときは調整率を上げたりします。

配信対象ユーザー
「全ユーザー」もしくは「ターゲットリストのユーザー」を選び対象を決めます。「全ユーザー」の場合、紐づけられたキャンペーンや広告グループは制限されることはありません。この設定で入札価格調整を行なっている場合は、そのターゲットリストだけ入札価格調整が適用され、それ以外は変化はありません。「ターゲットリストのユーザー」に設定した場合は、そのリストのみ対象になります。

ターゲットリスト配信先

関連付けの設定
関連付けを「配信として設定」と「除外として設定」に切り替えることができます。ターゲットの解除はここでは行えないので、「編集」タブで変更を行う必要があります。

まとめ

検索広告もターゲティングを活用することで、効果的にアプローチができることがわかったと思います。この方法を使うことで、一度訪問したことがあるユーザーの検索行動に合わせて広告を表示する戦略を取ることができます。例えば「お中元」「お歳暮」などで集客したいけどキーワードが暴れてしまうような場合は、そもそもの対象をターゲットリストのユーザーに限定することでボリュームをコントロールすることができます。(ただ、品質インデックスは低い可能性はあると思いますが・・・)

また、全ユーザーに設定し入札調整することで、普段は表示順位4位あたりでも設定したターゲットにだけ1位を狙うことも可能です。この場合、コンバージョンに至るまでが初回の訪問で決まっているのか、複数回の訪問があるのかを見極めることでが大切です。

どうしても設定が必要という機能ではありませんが、集客戦略を細かく実施するのであれば是非とも取り組みたいところでしょう。

<この記事のポイント>

・検索広告もサイトターゲティングリストを使うことができます

・全ユーザー向けなのかターゲットリスト向けなのかを使い分けましょう

・検索ニーズに対して複雑な戦略をしたい方に向いています




About ash-d 38 Articles
広告代理店や飲食業を経てECへ。その後ウキウキワクワクしながら独立、フリーでアクセス解析やリスティング広告運用代行、ホームページ制作もはじめました。 小さい子供の相手をしながら、いろいろなことをマーケティング(特にツール系の)備忘録でまとめます。 最近はスーパードラマチャンネルやFOXのドラマにどハマり中で、「Scorpion」「Walking Dead」が面白いです。

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